親は子供のこと、よーーーくわかってる。
遺言書で一番強烈な思い出は 地元の名士の遺言書。
地元の名士ってのは 角地に住んでる町内会会長の巨大版を想像すればいい。
資産は うなるほど。
子供は 兄と弟の二人。
遺言書の内容は?
「兄貴に一切の財産やる」それだけ。
なんで?
「弟は これまでさんざっぱら面倒見てきた、もう嫌っちゅうほど金使ってきた、
あいつに金やったら ロクなことならん、
ますますもって悪化する、あいつの未来のためにならんのや」
そう、言うてました。
何が言いたいか?
子供たちが言い争い、親のゼニカネでギャーギャー言い合いにならへんのは
親が生きてるうちだけ。
逆に言うたら
親が生きてるからこそ、子供たちは 親のゼニカネの話を口にせず、押し殺してるだけかもしれん。
だが、
大事なことは ただひとつ。
親が 「自分の財産をこーしたい、あーしたい」言うたら
それがすべて。
その望みを叶えるのが 遺言書、生前贈与。
特に 遺言書がなかったら
親が亡くなった後、子供たちが「一枚岩でない」ならば
親の不動産、銀行預金、株式、 ずーーーーーーと動かせない、
ずーーーーとそのまんま10年、20年ほったらかしにせなアカン運命になる。
そんなん嫌やろ?(^O^)