【司法書士】親の不動産を相続した。初めて気づくトラブル

親の不動産を相続した。初めて気づくトラブル

 

【具体例1】

親父の遺産のひとつ、

デカい公道の脇、ほそーーい道を100メートルいったとこに15坪の土地を相続。

そこに家が建ってる。

その家に住んでる人に親父が30年以上 土地を貸してた

その土地の登記名義は 親父とその妹の共有。

地代は 月8000円。

どうしたらええですか?

【てらもとの答え】

うん、どうすることもできんな(笑)

まず 売却することが不可能に近い。

地代8000円て部分が気になり、不適正価格なら

地代増額請求てのが法律上、認められてるが

私の勘では その土地の上に住んでる人相手では あまり意味のない結果になるやろな。

 

【具体例2】

親父が住んでた土地建物の、その横の土地の話。

その横の土地は 親父のモノ。

その、横の横の他人に、横の土地を賃貸してた。

家が建ってて 横の横の他人の家族が住んでる。30年以上。

土地の賃貸借契約書ナシ。地代がいくらなのか?わからん。

親父の銀行口座みたら 何十年も振り込まれた形跡もナシ。

※「こんちわー 集金でーす」

昔の人はな、銀行振込や引き落としじゃなく 集金が当たり前なんや

で、

登記所で 図面とってきたら 昔の測量図面でデタラメな内容だった。

親父が住んでた家の土地と、その横の土地の境界線、

横の土地の境界線と 横の横の他人の土地の境界線、

まったくわからへんのです。

どうしたらええですか?

【てらもとの答え】

うん、どうすることもできんな(笑)

というより、横の横の他人に この情報がめくれたら 時効取得で 横の土地を失うかもね。

 

考察

 

不動産てな、無防備な状態で何十年もほったらかしにしてたら

ええこと、ひとつもあれへんのよ。

「何十年もほったらかし」

「相続が起こり、はじめてトラブルに気づいた」

「完全に済んでる状態」

すなわち

司法書士も弁護士もどうすることもできん案件が多発する。

 

だから何?

 

さっさと不動産の相続登記して 権利関係、隣人関係の整理整頓や(^O^)

 

「売る気はない、家族が住んでるし、今のとこ何の請求もトラブルもないし・・」

「古いし、評価額は高くないし・・」

そうゆう問題じゃない。

財産は財産や。

自分が価値を感じない、ガラクタだと思っても、他人の見方は違うんや。

 

話はそれだけ。

不動産の相続登記の依頼のメール、今すぐしてな!(^O^)

てらもとたかし

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